奈良県宇陀市に奈良支社を開設します!

 弊社では、「森の音」商品をもっとを多くの方に知ってもらおうと、このたび奈良県宇陀市の築120年の古民家を購入し、ショールーム機能や高齢者トレーニングセンター(仮称)として地元高齢者が「森の音」商品を使って自由にトレーニングができるような交流の場にしようと考えています。

◆大宇陀について
 江戸時代から明治時代に建造された商家や町家などの伝統的建築物が数多く残る町並みで、平成18年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
宇陀松山古民家
 宇陀松山城の城下町として栄えたのが始まりで、その後、豊臣家配下の大名によって拡大整備が行われました。現在の松山地区は、この頃の敷地割を骨格としています。
 江戸時代には幕府の天領となり、京都や奈良と伊勢をつなぐ交通の要衝として「宇陀千軒」「松山千軒」と呼ばれるほど栄えました。
 明治時代以降も郡役所や裁判所が置かれ、郡の中心地として昭和40年代頃まで賑わいました。黒門として親しまれる松山西口関門は松山城唯一の遺構で、国の史跡に指定されています。
 奈良支社は、黒門のすぐ前になります。

宇陀松山観光案内ホームページ


◆古民家(奈良支社)について
 明治36年に増岡氏によって建てられた切妻、つし2階、瓦葺、平入の町家です。間取りは整形の6間取りで、6室が規則正しく並ぶ農家風の平面であります。
 屋敷構え主屋の前に堀があり、堀の内側には前栽があります。主屋の裏には蔵、離れを配し、西側に庭があります。
 外観は1階が軒が高く、大屋根、庇ともに両端に丸瓦が2例並び、大屋根の北側には煙出をもちます。1階開口部は格子戸で2階の壁面には虫籠窓がある伝統的な外観の町家です。
旧増岡邸古民家立面図

◆将来について
 今後の海外進出を想定し外国人向けのゲストハウスや、薬草の町として地の利をいかした薬膳料理を提供できるようなレストラン等をオープンしていこうと考えています。